【地獄耳スクープ】ルーミー/タンク絶好調で思わぬ弊害!? セレナとノート納期情報、次期型カローラのウワサなど

月に200店のディーラーを回る遠藤徹氏。その遠藤氏が足で稼いだディーラーでの最新情報を毎回お届けするのがお馴染みの「地獄耳スクープ」。今回はトヨタのトールバンのルーミー/タンクが絶好調であの車種がとばっちり? そして日産のセレナ、ノートの納期情報、さらに次期型カローラの大変身のウワサなど、役立つ情報をお届け。

文:遠藤徹/写真:トヨタ、日産
ベストカー2017年1月10日号


どうするポルテとスペイド!?

11月9日に発売された新型コンパクトトール2ボックス「ルーミー/タンク」の売れゆきが好調なスタートを切っています。しかしその半面、同じスライドドアを採用しているポルテ/スペイドとユーザーが重なるので、ポルテ・スペイドはその役割を終え、モデル廃止に追い込まれる、と指摘する販売関係者が多くいます。

実際、ルーミー/タンクの発売以来、ポルテ、スペイドの受注ピッチは急落しています。販売店のなかには「ポルテ/スペイドは助手席側が開口部の広いスライドドアだから、ベビーカーや車いすの乗降に便利で、ルーミー/タンクと違った利便性があるので両立は可能」とコメントする声もありますが、これも含めたルーミー/タンクの使い勝手のよさには勝てないといった見方が強い傾向があります。

扱い店も同じですから、今後どのようなマーケット評価になるか興味深いです。

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ポルテ/スペイドは助手席側が全面スライドドアという斬新な構成ながらも新型車には勝てない運命か?

 

セレナとノートが絶好調で納期がずれ込む

日産が8月下旬に一新した新型セレナと11月上旬に発売したノートe-POWERの販売が引き続き好調に推移しており、生産が追いつかない状態で、両モデルとも納期が2017年1月中旬以降にずれ込んでいます。

セレナは売りのひとつとなっている特別仕様車の「ハイウェイスタープロパイロット」の販売比率が全体の半分以下と当初の受注よりも10ポイント以上落ちていますが、ほかの標準タイプ車が依然好調であり、シリーズ全体の受注ピッチは月販1万台規模の高水準で推移しています。

いっぽう、ノートe-POWERは中間グレードのXと上級のメダリストを中心に引き合いが多く、11月下旬現在の納期は2017年の1月中旬以降になっています。ガソリン車のほうは、年内ぎりぎりの納車が間に合う在庫もあります。

e-POWER車は走りのよさを体感してもらうため、全拠点にXかメダリストを1台ずつ用意して、試乗会を実施しています。e-POWER車のシリーズ全体での販売構成比は当初60%程度を見込んでいましたが、実際は80%で、全受注台数は月間2万台規模に拡大しています。

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NISMOの追加で盛り上がるノートe-POWER。セレナのプロパイロットの人気は今後も続きそうだ

 

カローラの車格があがる!?

カローラ店の関係筋によると、2019年夏にもフルモデルチェンジする次期型カローラはプレミオ/アリオンの後継モデルと統合して、ミディアムクラスに上級シフトする見込みだといいます。搭載するパワーユニットはNAガソリンが1.5Lと2Lで、ハイブリッドは現行の1.5Lから1.8Lに切り替わります。

そして、トヨタ最新のクルマづくりの考え方であるTNGAを採用し、現行プリウスとプラットフォームや基本コンポーネンツのかなりの部分を共用すると思われます。ハイブリッド車は次期型ではFFに加え4WDも設定され、リチウムイオンバッテリーを全面採用します。

姉妹車となるプレミオ/アリオンも同様のパワーユニットを搭載するものと思われますが、ステーションワゴンの設定をどうするかが、まだ明らかになっていません。ほぼ同じコンポーネンツを共用している5ドアハッチバックのオーリスも同年に世代交代し、上級シフトする可能性が高いです。

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生誕50周年を迎えたカローラ。ここにきて変革の時を迎えようとしている