【比較調査】東京と大阪で、カー用品の売れ筋が違うわけ

 東京の人が大阪に行ってみると驚く発見がいっぱいある。もちろん、その逆もしかりだろう。言葉や習慣の違いなど、挙げればキリがないほどで、それぞれの街に住む人たちの性格の違いまで垣間見えてくる。今回は、売れ筋のカー用品が東京と大阪でどう違うのか、調べてみた。

ベストカー2016年12月10日号


東京と大阪ではカー用品に求めるものが違っている

東京と大阪で同系列のカー用品量販店に直接聞いてみたところ、最も売れ筋が大きく違っているのはいわゆる鳴り物、「ホーン」だ。東京ではほとんど需要がないのに比べ、大阪ではふつうの音色でもより大きな音が出る電磁ホーンが必需品となっているといった感じ。このあたりは東京が自分に役立つスマートさを重視する傾向があるのに対し、大阪では「人に見せたい、見られたい」というとにかく目立ちたがり屋な傾向を示しているといえるだろう。

それを裏づけるかのように、オイルやバッテリーなどの機能性カー用品は東京ではブランド力を重視し、高級オイルが売れる傾向にあるとのこと。いっぽう、大阪では人に直接見せることのできないオイルなどはブランドを重視せず、品質がよければ安価なもので十分だというのだ。

また、最近は純正ホイールから交換しない人も増えているが、アフターもののアルミホイールについては東京ではシルバー系の鍛造、ポリッシュ、3ピースという渋めのチョイスが定番。これに対し、大阪ではヒカリモノパーツのメッキが好まれる。

最後に洗車用品。最近では新車購入時にボディコーティングをディーラーからすすめられるが、やはりふだんからの自分でのメンテナンスも重要。そこで、東京ではフクピカなどの簡単にすませられるものが人気なのだが、大阪では効果が長持ちするコーティング剤が支持されている。

まとめると、カー用品の人気傾向では東京は若干ナルシシズムが感じられるのに対し、大阪は人に見せてなんぼという自己満足感が強烈に伝わってくる。さすがだ……。