レア!高級車ブランドの限定車が続々登場

どんなジャンルにも存在する「マニア」な人種。
人と同じものではガマンできない人たちは「限定品」「レアもの」に弱かったりする。
もちろん、クルマの世界でもそれは同じ。
いまや限定車やレアカーが相次いで登場!


手に入ったらラッキーどころじゃない!!
豪華絢爛
最新輸入限定車

現在の輸入車は高級車ブランドで限定車ビジネスがまさしく真っ盛り! ここで取り上げている限定車はランボルギーニヴェネーノとブガッティヴェイロンエットーレブガッティの3台、フェラーリF60アメリカの10台を皮切りに、最高でもポルシェ918の918台と非常に台数が絞られたモデルばかり。これらの価格がほとんど1億円以上という設定のスーパーカーなのも納得といったところだ。

ランボルギーニヴェネーノ(3台)4億円。創立50周年を記念して製作された限定モデル。アヴェンタドールをベースにモノコックからボディパネルまでカーボン化し、最高速は355km/h。のちに9台限定でオープンのロードスターも追加

ランボルギーニヴェネーノ(3台)4億円。創立50周年を記念して製作された限定モデル。アヴェンタドールをベースにモノコックからボディパネルまでカーボン化し、最高速は355km/h。

ブガッティヴェイロン エットーレブガッティ(3台)3億1940万円。ブガッティに縁のある人物などの名を冠した限定車「レジェンドシリーズ」の最終第6弾モデル。

フェラーリF60アメリカ(10台)2億6700万円。北米専用の限定車。F12ベルリネッタがベースで、エンジンは同じく730psのV12、6.3ℓDOHC搭載。

フェラーリF60アメリカ(10台)2億6700万円。北米専用の限定車。F12ベルリネッタがベースで、エンジンは同じく730psのV12、6.3ℓDOHC搭載。

筆者などは一生かかってもどうせ買えないのだが、これらのモデルを眺めているだけでも目の保養になるってもの(←本当か?)。それはそうと、気になるのが、ここのところ高額なスーパーカーの限定車の登場がなぜ相次ぐようになってきたのかということ。

メーカー側の思惑はなにか。前述のヴェネーノ以外にも昨年、創立50周年を記念した限定車であるガヤルドLP560─2(90台)とアヴェンタドールLP720─4(100台)の50アニヴェルサリオを販売したランボルギーニジャパン広報部に話を聞いてみた。すると、

「当社の場合、創立50周年というタイミングで確かに限定車が続きましたが、特に戦略的に限定車を増やしてはいません。ただ、ヴェネーノに代表されるような今後目指していく当社の最新の技術は、こうした限定車に搭載しやすいという面はあると思います」とのこと。

ってことは今回はたまたまだったけど、今後もこういった限定車は続々登場すると考えられる。確かにその後、ヴェネーノのオープンモデルであるヴェネーノロードスターも限定9台(価格は4億4200万円!)で発表されているワケだし。

ポルシェ918スパイダー(918台)9313万円。'69年登場の917がモチーフで、V8、4.6ℓDOHCに2基のモーターを備えるプラグインハイブリッドスポーツ。システム出力は887ps!

ポルシェ918スパイダー(918台)9313万円。’69年登場の917がモチーフで、V8、4.6ℓDOHCに2基のモーターを備えるプラグインハイブリッドスポーツ。システム出力は887ps!

限定車ビジネスの隆盛について、自動車評論家の西川淳氏は「まずクルマ自体の性能が上がってきて、誰でもスーパーカーの性能を簡単に味わえるようになったことがその背景にあるでしょう。実際、21世紀になってからのスーパーカーはイージードライブの世界になりつつあります」と語る。

そうなると、なぜ限定車が増えてくるのだろうか。

「発表されたばかりのマクラーレンP1 GTRがそうであるように、将来的には限定車専門チームの手による〝ワンオフビジネス〟を目指すようになるからです。スペシャルオーダーは昔からありましたけど、メーカーが販売するなかで公式に認められたごく少数の限定車こそが世界中のスーパーカーフリークたちを魅了する。パガーニやケーニグセグなど年間数十台レベルの新興勢力の台頭もそれに拍車をかけているといえるでしょう」(西川氏)

マクラーレンP1 GTR(台数未定)3億4000万円。エンジンとモーターで1000psを発揮するハイブリッドスポーツ。375台限定だったマクラーレンP1(1億円)オーナーのみがオーダーできる

マクラーレンP1 GTR(台数未定)3億4000万円。エンジンとモーターで1000psを発揮するハイブリッドスポーツ。375台限定だったマクラーレンP1(1億円)オーナーのみがオーダーできる

今後も続々レアな限定モデルたちが登場しそう!