まんが社会見学シリーズ 大研究!馬は友だち

まんが社会見学シリーズ 大研究!馬は友だち page 54/132

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コラム52 日にっ本ぽんに馬うまが伝つたわったのは弥やよい生時じ 代だいの末まっ期き といわれ、古ふるくから軍ぐん事じ や輸ゆ 送そう、農のう耕こうで活かつ躍やくし、各かく地ち に馬うまを中ちゅう心しんとし....

コラム52 日にっ本ぽんに馬うまが伝つたわったのは弥やよい生時じ 代だいの末まっ期き といわれ、古ふるくから軍ぐん事じ や輸ゆ 送そう、農のう耕こうで活かつ躍やくし、各かく地ち に馬うまを中ちゅう心しんとした祭まつりが残のこっている。4 日にっ本ぽんの暮くらしと馬うま日にっ本ぽんの生せい活かつに深ふかくかかわっていた馬うま 古こ 墳ふん時じ 代だい(3世せい紀き 後こう半はんから6世せい紀き ごろ)に作つくられた「はにわ」には、馬うま形がたのものが多おおく発はっ見けんされていることからも、古ふるくから馬うまが人ひととともに暮くらしていたことがわかる。武ぶ 将しょうが乗の る戦いくさの兵へい器き として 働はたらいたこともあるし、自じ 動どう車しゃのなかった時じ 代だいには、トラックのように荷に 物もつを運はこんだり、田た 畑はたを 耕たがや すトラクター代が わりにも 働はたら いた。現げん在ざいでは、 乗じょう馬ば として飼し育いくされるほか、競きょう走そう馬ば として走はしったり、ホースセラピーという心こころのケアをサポートする役やく割わりなども担になっている。?茨いばら城き 県けんで出しゅつ土ど したとされる、はにわ馬うま。大おお昔むかしのことなのに、すでに乗じょう馬ば 用ようの装そう備び をつけている。?100年ねんほど前まえに、田た畑はたを耕たがやす農のう耕こう馬ば として働はたらいていたころの馬うまの写しゃ真しん。 馬うまと人にん間げんとの交こう流りゅう には長ながい歴れき史し があり、馬うまは現げん在ざいもかけがえのない存そん在ざいとなっている。ここでは、日にっ本ぽん各かく地ち で伝でん統とうに基もとづいて開かい催さいされる、馬うまが登とう場じょう するお祭まつりを 紹しょう介かいしよう。馬うまが関かん係けいする日にっ本ぽんのお祭まつり美うつくしく飾かざり付つけた馬うまが神じん社じゃまで行こう進しん 岩いわ手て県けんの滝たき沢ざわ市しと盛もり岡おか市しで毎まい年とし6月がつに行おこなわれている祭まつり。畑はたけ仕し事ごとを手て伝つだってくれる馬うまに感かん謝しゃする祭まつりで、きれいな飾かざり付つけをした馬うまが滝たき沢ざわ市しの蒼そう前ぜん神じん社じゃから盛もり岡おか市しの八はち幡まん宮ぐうまで行こう進しんする。馬うまが歩あるくたびに鈴すずの音おとが「チャグチャグ」と鳴なるのが名な前まえの由ゆ来らいといわれている。日にっ本ぽん各かく地ちで行おこなわれる伝でん統とうの儀ぎ式しき 走はしっている馬うまから矢やをはなち、的まとを射いる「やぶさめ」は、 日にっ本ぽん古こ来らいからある弓ゆみ矢やの技ぎ術じゅつ。馬うまに乗のって敵てきを攻こう撃げきする実じっ践せん的てきな訓くん練れんとして、平へい安あん時じ代だいから鎌かま倉くら時じ代だいに盛さかんに行おこなわれていた。現げん在ざいでも伝でん統とう的てきな儀ぎ式しきとして 日にっ本ぽん各かく地ちの神じん社じゃなどで行おこなわれている。1000 年ねんの歴れき史しがある福ふく島しまの祭まつり  福ふく島しま県けんの南みなみ相そう馬ま市しと 相そう馬ま市しで毎まい年とし7 月がつに行おこなわれている神しん事じと祭まつりで、国くにの「重じゅう要よう無む形けい民みん俗ぞく文ぶん化か財ざい」に指し定ていされている。野や生せいの馬うまを敵てき兵へいに見み立たてて追おいかけ軍ぐん事じ訓くん練れんしたのが由ゆ来らいで、祭まつりでは甲かっ冑ちゅうを身みに着つけて馬うまに乗のる迫はく力りょく満まん点てんの甲かっ冑ちゅう競けい馬ばなどが行おこなわれる。●チャグチャグ馬うまコ●やぶさめ●相そう馬ま野の馬ま追おいCopyrightcThe Executive Committee of SOMANOMAOI All Rights Reserved.写真提供/公益財団法人 馬事文化財団