ブックタイトルまんが社会見学シリーズ 大研究!チョコレートって楽しい!

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概要

まんが社会見学シリーズ 大研究!チョコレートって楽しい!

せ世かい界れきのチョコレートの歴し史コラム3きげん紀元ぜんちゅう前に中べいはっ米で発けんつたひとあい見されたカカオがどのようにヨーロッパに伝わり、人びとに愛ひろれきしみされるチョコレートとして広まっていったのか?チョコレートの歴史を見てみよう!き●紀げんぜん元前かみさまたもの「神様の食べ物」といわれるほどきちょうだった貴重こだいかみさまたアステカ(古代メキシコ)で、カカオは「神様の食ものしんせいぎしきしようきべ物」といわれ、神聖な儀式にも使用されるとても貴ちょうせいきはじこうてい重なものだった。16世紀の初め、アステカの皇帝モにちぱいンテスマは、1日に50杯ものカカワトル(チョコレーのト)を飲んでいたといわれる。ねん●1528年じんつたスペイン人にチョコレートが伝わるせんりひんアステカから戦利品としてカカオとカカワトルがスもかえくにペインに持ち帰られ、カカワトルはヨーロッパの国ぐひろきちょうのにに広まった。まだカカオが貴重だったため、飲んでおうこうきぞくじょうりゅうかいきゅうひとかぎいたのは王侯貴族や上流階級の人に限られていた。つくぞく▲チョコレートを作るアステカ族。こうていじん▲皇帝モンテスマとスペイン人のコルテス。ねん●1828年のたんじょうおいしくて飲みやすい「ココア」が誕生まめカカワトルはカカオ豆をすりつぶしただけのドロドロのものにがつよけってんの飲み物で、しぶみや苦みも強かった。それらの欠点をとはつめいした取りのぞいた「ココア」が発明され、おいしく親しみやいっぱんひとひろのすくなったことで一般の人にも広く飲まれるようになる。ねん●1877年にっぽんはじう日本で初めてチョコレートが売られるせい18世ないう名き紀まえにっ前で日まつ末、チョコレートは「しょくらとを」とぽんなが本の長さきつためい崎に伝わる。そして明じねん治10年ねんにっぽんはじ(1877年)、日本で初めてチョコレートがはんばいとうじしんぶんかんじちょこれいとうかされる。当時の新聞には漢字で「猪口令糖」と書かれていた。ねんだいか▲1740年代に描かれた、リオタールというがかはこしょうじょ画家の「チョコレートを運ぶ少女」。せいきつか▲19~20世紀にかけてヨーロッパで使われたせんでんホットチョコレートの宣伝ポスター。28